内装施工者の仕事

内装施工者は、施工管理者の説明と施工内容を詳細に記した指示書で施工を進めます。 現場は様々で、屋内工事は壁のクロス貼り、床のビニール床シートやカーペット貼の内装仕上げ、屋外工事はノンスリップシートや点字ブロックの施工をするお仕事です。施工場所は前日に決まりますので社用車で施工現場へ直行直帰していただく事も可能です。1日に2ヶ所の現場を施工する比較的ボリュームの小さい作業もあれば半月同じ現場で作業する大掛かりな作業もあり施工現場の期間はまちまちです。
腕利きの熟練者のサポートにより、一から丁寧に指導させていただきますので、建築のことを何も知らない全くの初心者の方も、着実に技術を身に着けていただくことが可能です。将来独立を目指す方も大歓迎です。
技能士資格取得のサポートもいたします。

仕事の流れ

  • Step 01
    現場の準備

    現場に到着したら、まずは安全に施工ができるように現場の確認と点検を行います。その後、機材を搬入・設置や材料の確認を行います。

  • Step 02
    材料・施工の確認

    施工者は指示書に記載されている施工箇所の点検確認と使用材料の品番・数量と相違がないか確認します。その後、施工方法・工法の順序を検討し、作業に入ります。

  • Step 03
    下地処理

    施工を開始し、まずは下地処理を行います。
    天井・壁のクロス貼施工の場合、貼付け箇所の下地のチェックをし、貼る面のボードに異物の付着・釘の飛出し・破れ・へこみ等があればボードにパテ(ペースト状の塗材)の塗付けから始め、凸凹があったら平らにします。床のほこりや汚れはきれいに掃除してから接着剤を塗布します。

  • Step 04
    材料貼り付け

    指示書を確認して施工方法を考え、材料の貼り付けを行います。
    天井・壁のクロス貼施工の場合、「突き付け貼り」や「重ね貼り」といった施工方法があります。
    床材貼施工の場合、貼り出し墨(貼る位置の基準となる印)に沿って正しく貼り始め、目違い・柄ずれのないように目通りよく接着剤や溶接を用いて床材を貼っていきます。
    工法・仕上げは現場によって違うので、打合せ通り指示書を確認して丁寧に貼り付けます。

  • Step 05
    点検・完了

    施工終了後、点検・掃除・機械工具の片付けけをして完了です。